相変わらずのスロージョギング

あまり思い詰めず、淡々とスロージョギングは続いている。でも「今日はどうしようかな~。行こうかな~、やめようかな~。」とか考えもせず毎回出かけているのだから、習慣になったということだ。

 

とり立てて何も考えずに、ぽくぽく走る。すごく遅いから、グーグルフィットにもランニングとは感知されていないのか、必ず「ウオーキング」と表示される。

 

今日のドームは盛況であった。サッカーコートではゲームをやっていたし、同じような走る人も多かった。幼稚園の遠足なのか、子供たちと保育士さんが座ってお弁当を食べていた。カラスもいっぱいいた。

 

まだ紅葉と言うには早いが、木々も少しずつ色づいてきて、赤い実がきれいであった。

 

 

ランニングもウオーキングも、不思議なことに男性がほとんどだ。8割がたがおじさんとおじいちゃん。たまに散歩しているおばあちゃんがいるが、必ず二人で歩いている。女の人は誰かと連れ立っていないと嫌なのか、一人というのはあまり見たことがない。

 

おじさんは大抵一所懸命走っている。真面目そのもので、私のようなおばさんに負けてはいられないと思うのか、私をグイっと抜かして追い越していくのだが、無理して頑張るからか、先の方で力尽きて歩いたりしている。

 

その点、おじいちゃんは最初から張り合う気持ちなどさらさら無いのと、真面目で礼儀正しいのが相まって、必ずと言っていいほど「おはようございます!」だの「こんにちは!」だの、ご挨拶される。こちらも、よろよろしながらご挨拶をかえす。

 

走りながら「やあ!」とか言うおじさんはいないし、不愛想でつんけんしたおじいちゃんもいない。不思議である。

 

おじさんたちは、大変ファッショナブルで色とりどりである。(タイツのようなものの上に短パンのようなものを履くのが流行っているのだろうか?多分、私が知らないだけでそういうのがポピュラーなのであろう。)南国の鳥のようである。

 

むすっとしているおじさんたちも、スポーツ用品店でうきうきしながらランニングウェアを買ったのであろうか…などと勝手に想像したら、おじさんたちが何だか可憐に思えてきたのだった。