良くも悪くも、歳をとったなぁ~と思うこと。
最近、自分が歳をとったなぁ~と思うことが増えた。さほど悲観的でもないのだが、いままでとは勝手が違うことが多くて、どうしたものやらという感じ。
目が悪くなった
普段は眼鏡とコンタクトレンズを使い分けているが、どちらも今一つ合っていない。元々近視で乱視で、そこに老眼が加わったのでもう近くも遠くも見にくい。目が悪くなると、
- 本を読むのが億劫になる
- 字を書くのが億劫になる
- 太る
以前に比べて格段に本を読まなくなった。筆まめだったはずが、葉書の一枚も面倒でなかなか書けない。鏡やショーウィンドウに映る己の姿が薄ぼんやりしているので、太ったことに気づきにくくなっている。(見たくないからかもしれないけど。)
姿勢が悪くなった
これはまた、深刻である。筋力が落ちているからか姿勢が悪くなった。今日いつものようにスロージョギングしていたら、ガラスに背中の丸い太ったおばさんが映っていた。よくよく見たら自分であった。姿勢が悪いとこんな問題が出てくる。
- 足・腰・膝などに(いずれ)故障が出てくる
- 太る
- 不健康になる
人の頭は平均5㎏ほどの重さがあり、身体はそれがてっぺんに付いているという難しいバランスの構造になっている。背中が丸くなってその重みが斜めにかかってくると、実際の重さよりも大きな負担が首やら腰やらにかかって痛めることになる。バランス悪く立ってるからか、足の裏に魚の目ができてしまった。
筋力も落ちるので、代謝も落ちる。丸まった背中に肉が付く。
内臓が押しつぶされて酸素がうまく入ってこない、胃腸の調子も悪くなる。(最近胃の調子が悪い)
身体的な変化はこの二つが大きいが、気持ちの経年変化も感じるようになった。
子供の頃に食べたものが、やたらと美味しく感じられるようになった
料理が好きで、食べたことのないものや新しい味に興味津々だったのに、最近は昔食べたもがやたらと美味しく感じられるようになった。例えばこんなもの。⇓
生たらこと突きこんにゃくの煮物
たらこは、真鱈じゃなくてスケソウでとか、白滝じゃなくてで突きこんにゃくでとか、母親が作っていた通りに再現する。子供の頃は「なんだ、こんなもの」と思っていたお惣菜でしみじみするようになった。
あまり怒らなくなった
歳をとって丸くなったのか、腹が立たなくなってきた。良いことなのか悪いことなのか、よくわからない。物事にあまり白黒つけなくなったので、気持ちはわりと穏やかだが、どうなんだろう。
嫌なこと・気乗りのしないことは極力しないしないようになった
残りの人生、あんまり消耗したくないので、無理をしなくなった。人間関係でも疲れたくないので、嫌な人がいたらす~っと気配を消すように逃げている。このままいけばタコやカレイのような擬態能力が身に着くかもしれない。
身体的には対策をとって改善しなきゃならないことばかりだが、その他の点では、歳とって悪くなったというわけでもない。若干、向上したようにもみえる。結局、ものは考えよう、考え方しだいで結構幸せになれるということである。